白髪

白髪の原因とは?知っておきたい白髪と若白髪のコト

髪の悩みなぜ人は、老化とともに黒髪が白髪になるのでしょう。

人により白髪が生える年齢も、白髪の本数も、生える場所も違いますね。

歳をとっていなくても、10代や20代でも白髪が生える「若白髪」もあります。それはなぜなのでしょうか。

私たちの身体に一体何が起こっているのか?

多くの方が髪の悩みとして挙げる憎き白髪。まずは白髪の原因を知り、対策をうちましょう。

あなたの白髪の原因は何?

1.なぜ白髪になるの?白髪が生える原因

白髪の原因1 メラノサイト機能の低下

そもそも白髪とは何なのか、なぜ白くなるのか?

ということですが、実は誰もが元の髪色は白。髪が毛根で作られる段階では白髪なのです。

そこに、メラノサイトという色素細胞が色をつけていくことで、私たち日本人の髪は黒に変化していきます。黒のインクの役割をする、ユーメラニンという黒褐色の色素が日本人の髪には多く含有するため、髪が黒っぽく見えるのです。

大きく分けて、黒人、アジア人、白人と分類される肌の色も、そして髪の色も、「黒褐色のユーメラニン」と「黄色~赤色色素のフェオメラニン」がどのくらい含まれているかの割合で決まります。

黒髪の場合は殆どがユーメラニン、金髪には殆どがフェオメラニンしか含まれていないということです。

「メラニン」と聞くと、特に女性の場合は「シミ」を連想させ、悪いイメージを持たれがちですが、メラニンは細胞を紫外線から守るためにあり、私たちの黒髪は頭皮を守るためにあります。

元々黒かった髪が白髪になる直接的な原因は、このメラノサイトという色素細胞の機能が低下すること。

機能が低下する原因は老化だけでなく、栄養不足や不規則な生活、ストレスやホルモンバランスの乱れ、遺伝、また円形脱毛症のあとや、その他の病気、薬の副作用なども挙げられます。

上記のような理由で機能が低下したメラノサイトでは、メラニン色素をつくることができずに白髪になっていきます。

 

白髪の原因2 活性酸素(過酸化水素)の体内蓄積

ブロンドヘアの女性

私たちは、呼吸により酸素を取りこみますが、その酸素を利用して代謝が行われる際に、「活性酸素」が発生します。呼吸をすれば自然に発生するものです。

活性酸素は様々な生理機能に関与します。身体を守る働きがあり必要なものですが、増えすぎると害になるものです。「活性酸素除去」は、特に女性ならよく耳にするワードかもしれませんね。

活性酸素により体内が酸化すると、シミやそばかす、しわなどの老化が進みます。また、癌や動脈硬化、その他多くの疾患をもたらす原因にもなります。

この活性酸素は一般的に、スーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類とされます。

このうちの過酸化水素は、体内に蓄積され、白髪の原因になるといわれているものです。

通常ですと、過酸化水素は人がもともと持つ酵素で分解・消去されるのですが、年齢を重ねると、それを十分に分解することができなくなります。

しかし、過酸化水素は何も呼吸だけで蓄積するのではなく、ストレスやタバコ、多くの食品や日用品などが原因となります。

例えば日用品でいうと、市販のヘアカラー剤(2剤)もそのうちのひとつで、白髪の原因になります。白髪を染める目的なのに、使用を続けることで、結果的に白髪を増やす原因になっているのですね。

このように普段の生活の中で、知らずしらずのうちに過酸化水素は体内に蓄積してしまっているのです。


2.顔周りに白髪が多いのはなぜ?白髪が同じ部分にまとまって生える原因

パソコンのストレス

白髪が生える位置は人によって違います。またその生え方も、全体的にまばらに生える人もいれば、ある部分にだけ固まって生える方もいます。

私がこれまでご相談を受けてきた方々が対象になりますが、断然前頭部に、特に顔周りの白髪が気になると言う方が8割を占めていました。

もちろん自分では後ろ髪は見えませんし、特に目につく顔周りだからこそ気になってしまうというのが理由でしょう。

しかし、顔周りの白髪が伸びていると老けて見えたり、顔の印象までが変わったりするものですよね。

後頭部よりも断然前頭部に白髪が多いのは、私が拝見してきた方々の多くのご職業が事務職であり、一日中パソコンに向かっておられることが原因の一つとして考えられます。

パソコンを一日中使用すると、目に大変な負担がかかり、疲労が溜まります。それと同時に頭も固くなります。

血流が悪くなると、髪へ栄養も行き届かず、白髪の原因に繋がります。

身体の不調と白髪の生える位置には関係があるとも言われますが、顔周りの大部分は視神経と繋がっています。眼精疲労や目の不調、またそれによるストレスは、皆さんの顔周りの白髪に関係しているかもしれません。

目が疲れて頭が痛い、今日も頭痛薬を飲んだ…そういう経験はありませんか?


3.若白髪の原因と対策法

個人差はあるものの、白髪が生え始める年齢は35歳前後です。それに対し10代や20代で生えてしまう白髪を「若白髪」と言います。

近年若白髪や、若くして薄毛に悩まされる人も増え、深刻化てきたようです。

当然年齢は若いのですから、老化によるものではなく、そのほとんどがライフスタイルが原因と考えられます。

加齢による白髪と比べると、若白髪は特に改善できる可能性が高いとされています。

白髪が生えたからと諦めずに、髪と健康の為にも生活習慣を見直し、白髪を改善しましょう。

 

若白髪対策1 偏った食事を改善しよう

ジャンクフード

若い頃に経験がある方も多いでしょうが、過度なダイエットによる栄養バランスの偏りなど、食生活は大きな問題です。

コンビニやジャンクフードの多用は食品添加物の過剰摂取になり、それは栄養面の問題だけでなく、神経が正常なバランスを保てなくなります。

ストレスも溜まりやすくなり、それが暴飲暴食につながると更に悪循環です。

簡単で手軽、便利な食は増えましたが、栄養の偏ったものばかりを摂取していると、ビタミンやミネラル、タンパク質などが不足し、白髪をつくる原因になります。

また、黒髪を育てるためには銅や亜鉛、カルシウムなども摂取しなければなりません。

こうして食事により摂取した様々な栄養は、血液を介し身体中を巡りますが、髪に栄養が行くのは最後です。

したがって、意識的に十分な栄養を取らなければ髪は健康に育たず、年齢に関係なく白髪を増やす原因になってしまいます。

 

若白髪対策2 ヘアカラーに注意しよう

街中で、ピンクやアッシュ、ゴールド・・・様々な髪色の若者を見かけます。

ヘアカラーでおしゃれを楽しむこと、若いからこそできるカラーを楽しむことは大いに結構だと思います。

ですが、それが自身の頭髪に影響を及ぼしていること、実は白髪になりやすい髪をつくっているということは理解していただきたいところです。

ドラッグストアなどで販売されているホームカラー剤なども、大変種類が豊富なうえ低価格で手軽に購入できますが、カラーリングに含まれている薬剤は体内へ蓄積されてしまいます。

白髪を増やす原因になると言われる過酸化水素水を含むヘアケア製品は、ヘアカラー、ブリーチ、白髪染め、ターンカラー。特に頻繁にカラーチェンジをする方は気を付けた方が良いですね。

髪を傷めるだけでなく、頭皮の状態が悪化し、年齢を問わず白髪や薄毛に悩まされる可能性が大きくなります。

 

若白髪対策3 ストレスに気を付けよう

対人関係や環境の変化などからくるストレスを、上手くコントロールできなかった経験はありませんか?特に若い頃は、誰しも経験のあることかもしれません。

ストレスは、髪に大きな影響を与えます。ストレスが解消するだけで、白髪が減った、白髪が生えにくくなった、という例もあるくらいです。

ストレスは、若白髪だけでなく、脱毛をひきおこす原因のひとつです。薄毛、脱毛といえば、成人男性の悩みというイメージがありましたが、近年では多くの成人女性、また10代や20代でも抜け毛や円形脱毛症に悩まされる方も増えました。

イライラが募ると自律神経が乱れ、血流も悪くなり、白髪が増えやすくなります。

ストレスを受けると交感神経が活性化し、心身をリラックスさせる副交感神経が上手く働かなくなります。そうなると良い睡眠も取れなくなり悪循環が続きます。

 

若白髪対策4 十分な睡眠をとろう

寝ている女性

若い頃は睡眠が短くても元気に過ごせたり、寝ずに遊べたり…今では考えられないくらい不規則な睡眠時間。

それでも平気に過ごせていたのが信じられないのは私だけでしょうか…?

夜更かしは平気!という方もいるかもしれませんが、睡眠は成長ホルモンの分泌に影響します。

いくら元気に過ごせていたとしても、健康な髪や肌をつくるのは、副交感神経が活発になる午後10時くらいから午前2時までです。よって、夜更かしが続いたり、不規則な生活を続けていると、年齢を問わず、白髪をつくる原因になってしまいます。

仕事を始めると、なかなか規則正しく睡眠時間を確保するのが難しいかもしれませんが、出来る限り早めに休むように心がけましょう。

お休み前にスマホやパソコンを使用せず、脳を休めてリラックスタイムをつくると、より質の良い睡眠をとることができます。


まとめ

メラノサイトの機能低下によって生えてくる白髪。機能低下の理由は、私たちの生活の中にも潜んでいます。

不規則な生活、たばこやストレス、ヘアカラーなどは、白髪を増やす原因です。

パソコンやスマホの使い過ぎによる眼精疲労、頭の凝りにも注意して。

老化によって増える白髪も、10代や20代で生えてしまう若白髪も、どのようなライフスタイルを送るかが、白髪に影響してきます。

栄養バランスを考えた食事、良質な睡眠、ストレスを溜め込まない生活、ヘアカラーや白髪染めに注意をすること、運動をすること。

特に若白髪の場合は白髪が改善する可能性が高い為、生活習慣改善に早めに取り組みましょう。

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