白髪

白髪の改善!若々しい髪を取り戻す6つの方法

笑顔の女性最近白髪が増えたな…そう感じて悩む方は少なくないはず。

鏡に映る自分を見ては、顔周りにある白髪が気になったり、時には人の視線が気になったり。

38歳以上の女性対象で行った、人の髪の毛を見ますか?というアンケート結果では、9割の方が「見る」と答え、その殆どが、「電車やエスカレーターで」とのことでした。

皆さん、ご自身に白髪があるからこそ、他人の白髪にも目がいき気になってしまうそうです。

歳を重ねると当然増えていく白髪。けれど、出来ることならなるべく白髪が増えないように、若々しくいたいものですよね。

「白髪の進行を遅らせたいけれど、何をすれば良いのか分からない」

「生えてしまった白髪は隠したいけれど、何を使って染めるのが自分に合っているのか知りたい」

そのようなお悩みを解決すべく、誰でも今すぐ取り組める白髪の改善方法についてご紹介いたします。

1.白髪の改善方法!知っておきたい白髪対策

白髪が生えてきた時にまず考えるのは「白髪染め」でしょう。

ですが同時に、白髪をつくらないように予防をしたり、進行を遅らせることも大切です。最近白髪が増えてきたなと感じても、それ以上に白髪が急激に増えないように、そのスピードを遅くすることは可能です。

あらゆる病気の予防と同じく、白髪改善の基本は、規則正しい健康的な生活を送ることなのです。

白髪改善1 髪に良い食材を取り入れ、バランスの取れた食生活を送ろう

バランスのとれた食事の中に、髪に良いとされる食材を意識的に取り入れ、毎日続けることが大切です。

食べたものの栄養は血液を介し身体を巡りますが、髪へ栄養が届くのは最後。摂取する栄養が足りていないと、身体の不調はもちろんのこと、髪の状態は悪化し、白髪が増える原因にもなります。

「髪に良い食べ物」は下記をご参照ください。

白髪改善2 良質な睡眠をとろう

ティータイム

 

睡眠には「レム睡眠(脳は起きているが身体は眠っている状態)」と、「ノンレム睡眠(脳も身体も眠っている状態)」があります。

寝てから朝起きるまでの睡眠の中で、一番深い眠りになるのが、寝ついてから最初の90分間にやってくるノンレム睡眠と言われます。

ノンレム睡眠の質を上げることは、毎日を元気に過ごすパワーになるだけでなく、髪や肌、細胞などの成長ホルモンの分泌にも関わってきます。

では、どのようにノンレム睡眠の質を上げればよいのでしょう。

それは、布団に入るまでの時間の過ごし方がポイントです。この時間に、どれだけ脳を休ませ、自律神経を整えるかが大切になります。

スマホやパソコンは脳を刺激しますし、激しい運動も同じくです。安眠効果のあるようなハーブティーを飲みながらリラックスできる音楽を聴いたり、部屋でアロマを焚くのも良いですね。軽いストレッチをするのもおすすめです。

また良質な睡眠の為には、ご自身の身体に合った寝具を使用することも大切でしょう。

自律神経には、活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」があります。

この副交感神経が最も活発に機能するのが、およそpm10:00~am2:00。たくさんの成長ホルモンを分泌し、髪を育てる時間帯です。白髪の改善のためにも、お休み前は脳も身体もリラックスさせ、睡眠の質を上げましょう。

白髪改善3 有酸素運動を習慣化しよう

ヨガ

 

有酸素運動といえば、ジョギングやウォーキング、水泳、ヨガなどですね。

有酸素運動は、心肺機能を高め身体を強くしたり、余分な脂肪を落とすだけでなく、ストレスの改善、血流を良くする効果などが期待できます。

血流が良くなると新陳代謝が活発になります。それによって、髪の成長や白髪の予防に関わるホルモン分泌も活発になるのです。

白髪改善4 ヘッドマッサージを取り入れよう

マッサージは人にやってもらうほうが断然気持ちが良いですよね。自分でマッサージをすると、今度は自分の手や腕などが疲れてしまう・・・とよく耳にします。

ですが、身体が凝ったり疲れたりするように、頭皮も同じく凝り固まります。放置をすると、いろいろと面倒なことに。

ご自身の頭を触って頭皮を動かしてみてください。お顔の皮膚が引っ張られて持ち上がるくらい、頭皮が簡単に動きますか?

特に疲労やストレスが溜まっている場合、気が付けば頭皮が全く動かない!なんてことも。

逆に頭皮がぶよぶよしているのも問題で、これは頭皮の血行不良により、余分な水分や老廃物が溜まる「むくみ」です。

見た目はどうでしょう。頭皮の色は青白いですか?血流が悪く、頭皮の状態が良くないと黄色っぽくなります。

毛穴周辺はどうでしょう?赤く炎症を起こしている場合も、血行不良や老化が考えられます。

頭が固いということは、血流が悪いということ。そうなると、白髪や抜け毛、薄毛の原因にもなります。大切なのは、そうならないように予防をすることです。

マッサージといっても、特別な技術が必要なわけではありません。シャンプーをする時と同じように、髪の中に10本の指をいれ、指の腹を使って、上下・前後、また円を描くように地肌を動かすだけでも頭皮は緩みます。

特に、抜け毛や薄毛に悩んでおられる方は、刺激による悪化を恐れ、頭皮マッサージに抵抗をお持ちの方が多いようです。

ですがそれを放置するのは間違え。お顔と同じく頭皮もケアをしてあげてください。

マッサージは力を入れすぎず、気持ち良いと感じる強さで行いましょう。

白髪改善5 ストレスは白髪の大きな要因!ストレスを溜め込まない

女性寝顔

 

急に白髪が増える場合の理由としてよく挙げられるのが、このストレス。強いストレスで活性酸素が大量に発生すると、メラノサイト(髪に色をつける色素細胞)やチロシナーゼ(メラニンをつくる機能)を攻撃し、髪に色を付けられなくなります。

逆に、ストレスを溜め込まず、規則正しい生活や充実した睡眠をとることにより、機能低下していたチロシナーゼが再び働きだすと、メラニン色素が作られ、白髪が黒髪に戻る可能性があります。

白髪改善6 白髪染めで白髪が増える?市販の白髪染めヘアカラーに要注意

本来は白髪を隠すために使用する白髪染めですが、実はヘアカラー剤に含まれる過酸化水素は体内に蓄積され、白髪の原因になると言われるものです。

とは言っても白髪は待ってはくれず、40代くらいになると「できることなら月に2回は染めたい」というお声が多いのが事実。平均して、2~3週間で白髪が気になる方が多いようです。しかし毎月染めるとなると、頭髪への負担は大きく、白髪も増える可能性が増すばかりです。

白髪や薄毛を引き起こさないものを望むのであれば、天然由来の染毛剤を選びます。

特に危険が大きいのは市販の白髪染めヘアカラー剤。「安くて簡単に染まる」に惑わされず、白髪や薄毛、かぶれや湿疹、さらに酷い症状を引き起こす可能性が高まります。そのようなリスクがあることは理解しておきましょう。

どうしてもヘアカラーで染めたい場合は美容室でプロにお任せしましょう。髪や身体へ影響があることには変わりありませんが、みなさんの頭皮や髪の状態に合わせてアドバイスをしてくれるはずです。


2.白髪には2種類ある! 黒髪に戻る白髪と戻らない白髪

女性の髪

 

「最近急に白髪が増えた」という人もいれば、「最近白髪が減った」という人もいます。

貴方の周りで、白髪が減った、無くなった、と聞いたことはありませんか?

では、一度白髪になった髪が、黒に戻ることはあるのでしょうか?

結論から言うと、黒く戻る可能性はあります

実際に私の経験ですが、これまでお客様の髪を見てきて、あきらかに白髪が減った方もいらっしゃいますし、「白髪が減った」とご本人様からご報告を受けた経験もあります。

なぜ白髪が黒髪に戻ったのか。

もちろん、今生えている全ての白髪が黒に戻ったわけではありません。ですが、少しでも「白髪が減った」と感じることができるのは嬉しいですよね。

まず、その経験談からお話しをさせていただきます。

共通していたのは、頭皮マッサージを続けていただいたことと、その方自身が忙しかった(とてもストレスが溜まっていた)状態から解放されたこと、でした。

元々はその殆どの方が、白髪を減らす目的で頭皮マッサージを続けていただいたわけではなく、抜け毛や細毛が目立ってきたというお悩みを解消するためのものでした。

ですが、正しい頭皮ケアを続け、そのお悩みが解決してきた頃、同時に白髪も減ってきたという報告が何度かありました。

頭皮マッサージが直接的に白髪を無くすというよりは、マッサージにより、凝り固まった頭皮が緩み血流が良くなるため、髪に必要な栄養も行き渡りやすくなる、というようなものでしょう。

身体の疲れや凝りには敏感でも、頭の凝りに気づく人は意外に少なく、気が付けばガチガチ…という場合も。

頭皮マッサージは頭皮改善だけでなく、同時にストレスを和らげるリラックス効果も期待できるため、お疲れだった方には併せて効果的だったのだろうと思います。

頭皮マッサージとストレス緩和だけが、白髪が黒髪に戻った要因ではないでしょうが、頭皮環境が良くなることは白髪の改善につながります。

溜まったストレスは、誰もがそう簡単にすぐに解消できるとは限りません。

ですがマッサージは、ストレス時に発生するホルモンが減少し、幸福感が増加するというデータがあります。白髪改善だけでなく、薄毛や細毛予防としても、将来の頭髪の為に気持ちよく続けてみる価値は十分にあるでしょう。


3.白髪染めの種類と特徴

白髪がある方の多くが、様々な方法で白髪を染めます。 白髪染めと言っても多くの種類があり、その作用も異なります。

最近白髪が生え始めて気になってきた、こらからどうしようとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

伸びっぱなしの白髪はあまり印象を良くするものではありませんし、白髪が目立たないほうが若々しく見えますよね。

ここでは白髪を染めたい場合、その種類と特徴を知った上で選択できるよう、ご紹介をいたします。

美容室

 

①白髪染めヘアカラー

最もポピュラーな方法。白髪染めヘアカラーのほとんどが、アルカリカラーです。

髪の組織を壊し、髪の中まで染める方法です。

カラーバリエーションが豊富で、染まりも良く色持ちも良いのが特徴ですが、髪や頭皮へのダメージが大きいので要注意。

髪が傷むだけでなく、体質や体調、肌の状態によっては、アレルギー反応によるかぶれなどのトラブルを引き起こす可能性も。

よく見かける「オーガニックカラー」というものは、一般のカラー剤よりは髪への負担が少ないものです。

ですが、普通のカラー剤にオーガニック成分が配合されているだけなので、髪に良いわけではありません。

アルカリカラーで染めたいけれど、極力負担を減らしたい方には良いでしょう。

美容室や市販の白髪染め剤のほとんどが、アルカリカラー剤です。使用する際はパッチテストを行い、合わない場合は使用を控えましょう。

<ケア方法:美容院/自宅でセルフケア>

②ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは酸性カラーで、髪の表面をコーティングして染める方法です。

髪の組織を破壊するわけではなく、色を髪の表面に吸着させるため、アルカリカラーほど髪や身体へのダメージもありません。

髪に良いわけではありませんが、少しでも髪を傷めずに白髪染めをしたい方向き

但し、白髪は染まりますが、黒髪を明るく染めることはできません。

白髪にしか染まらない為、白髪の量が多い方は明るく染めることができますが、白髪が少ない方が全体を明るくすることはできない、ということです。

<ケア方法:美容院/自宅でセルフケア>

③ヘアカラートリートメント

トリートメントにカラーリング効果が追加されたもので、髪の表面に徐々に色を浸透させていきます。こちらもヘアマニキュア同様、頭髪へのダメージが少ないものです。

色の付き方や色持ち期間などは他と比べると劣りますが、自宅で簡単なケアとして高い頻度で使用することが可能です。

<ケア方法:自宅でセルフケア>

④ヘナカラー

ヘナとは植物で、毛染作用のある薬草です。毛染め剤の中で唯一の、100%植物による白髪染めです。

髪のタンパク質に絡みつき、白髪をオレンジ色に染める作用があります。

赤みが気になる場合は、オレンジに染めた後にインディゴを含む植物パウダーで2度染めをすると、オレンジに染まった白髪を茶色や黒っぽく染めることができます。

他の白髪染めヘアケア剤とは異なり、頭皮改善としても使用できるため、地肌から毛先までたっぷりと塗布します。

あらゆる頭皮トラブルの改善や、髪の傷みを徐々に修復し、ハリ・ツヤを出します

ヘアマニキュア同様に、黒髪を明るく染めるような脱色作用はありません

仕上がりの色は、現在の髪の色にオレンジの絵の具を混ぜるイメージです。

例:「白髪+オレンジ=オレンジ」「黒髪+オレンジ=黒」「茶髪+オレンジ=明るい茶色」

ただし成分が100%植物ですので、品質により染まり方や色持ち、香り、髪の修復力に大きな差があります

<ケア方法:ヘナ専門サロン/ヘナを扱う美容院/自宅でセルフケア>


4.髪の毛に良い食べ物

昆布だし

 

東洋医学では、毛髪は「血余(けつよ)」と呼びます。その名の通り、「血液の余り」という意味です。

髪の毛は生命維持とは直接関係がない為、内臓などと比べると、身体にとって重要とされません。その為、栄養が行くのが後回しにされ、身体を巡った血の余りが髪の毛へ届きます。よって、髪まで栄養を行き渡らせる為には、食生活を整え、体内の栄養状態を豊かにしなければならないのです。

バランスの良い食事を摂ることは、健康的な身体をつくるのに当たり前として必要なことですが、ここではその中でも特に、髪に良い食材をご紹介します。

髪に良いと言われる食材は何か浮かびますか?

私は昔からよく、ワカメやひじきなどが良いと耳にしていました。

実はそのワカメには、髪を黒くするメラニン色素をつくるのに役立つ栄養が含まれています。それはヨードという栄養で、白髪を黒くするための成分が沢山できるため、白髪予防に効果的な食材と言われます。

ヨードは主に海藻類に含まれます。圧倒的に多く含まれるものが昆布で、ワカメやのりなどにも多く含まれます。白髪予防に良いだけでなく、人の成長や生存にとって必要なミネラルですので、バランスよく取り入れることがおすすめです。

※ただし、ヨードは甲状腺ホルモンの原料です。甲状腺の病気をお持ちの方は控え、医師の指示に従ってください。

そもそも髪の成分は、ケラチンというタンパク質で構成され、18種類のアミノ酸の複合体です。体内でつくることができないアミノ酸もありますので、毎日の食事でバランスよく摂取する必要があります。

18種類のアミノ酸は、<シスチン・グルタミン酸・ロイシン・アルギニン酸・セリン・アスパラギン酸・スレオニン酸・プロリン・グリシン・チロシン・バリン・アラニン・フェニールアラニン・リジン・メチオニン・トリプトファン・ヒスチシン・ヒドロキシプリン>で、中でも最も含有量が多いのがシスチンです。

上記アミノ酸を総まとめし、含有量が多い食材は下記の通りです。

1位:肉類・ぶた・ゼラチン

2位:乳類・カゼイン

3位:卵類・鶏卵・卵白

4位:豆類・大豆

5位:穀類・小麦

5位:にしん・かずのこ

7位:とびうお・にぼし

8位:さば類・ごまさば

8位:かつお類・かつお節

8位:削り節

(100g当たりの成分量が同じものは同順位です)

18種それぞれのアミノ酸の含有量食材TOP10を詳しくご覧になりたい方は、下記をご参照ください。

文部科学省の食品成分データベース

上記のアミノ酸は、髪を元気に美しくするだけでなく、同時に肌や爪も健康にします。それは、髪・皮膚・爪をつくる原料が同じだからです。

髪や肌や爪の調子が悪い時には今一度、毎日の食事を見直してみてください。

しかしながら、髪に良いとされる食べ物だけを摂取しても、それが上手く身体に吸収されなければ意味がありません。様々な食材の栄養素が互いを助け合い、健康な身体や髪をつくる力になり吸収されていきます。上記のような髪に良い食材を取り入れながら、バランスの良い食事を心がけてください。

おいしく健康的な毎日で、皆さんの髪が元気に育ちますように。


まとめ

白髪を改善するには、まずは白髪になりにくい健康的な地肌と髪をつくること。バランスの取れた食事、良質な睡眠、有酸素運動、ヘッドマッサージ、どれもが髪の為、そして健康な身体をつくる為に必要なものです。

ストレスなどで急に白髪が増えてしまった場合も、基本の生活習慣を見直し、マッサージなどで頭皮の血流を良くすれば、白髪が黒髪に戻る場合もあります。

人の生命維持にとってはあまり重要とされない髪は、口から入った栄養分が行き渡るのが最後。身体にとって有害なものが溜まるのも髪の毛です。

よって、髪が健康になるということは、身体も健康になるということ。髪に悪影響を与えるストレスやヘアカラーなどにも注意し、白髪を改善していきましょう。

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