ヘナで髪が上手く染まらなかった経験はありませんか?
時間をかけた割には色の入りが悪かったり、
すぐに色が落ちたり…。
そんなヘナの失敗には、原因があります。
ポイントをおさえて、失敗しないヘナ染めを楽しみましょう!
Contents
1.【ヘナで髪が染まらない】その原因と解決法

ヘナで髪が染まらないのには、実はいくつかの原因が考えられます。
ヘナの選び方、ヘナペースト、染め方、放置時間、気温•体温…きっとどれかが当てはまるはず。
ポイントをおさえれば、自宅でも失敗のないヘナ染めを楽しむことができます♩
5つのポイント
①まずは使ったヘナをチェック
②気温や体温も影響する
③ヘナペーストは正しく作れている?
④ヘナの放置時間と保温
⑤ヘナは地肌にもたっぷりと塗布
2.【ヘナで染まらない理由①】まずは使ったヘナをチェック
まず最初にチェックしたいのが、染まらなかったヘナについて。
実は、ヘナの品質によって、ヘナの葉に含まれる色素成分の含有量が異なります。
ヘナの育った環境や製造管理法などによって違いがあり、よく染まるヘナもあれば、なかなか染まらないヘナもある、ということです。
高品質から粗悪品と言われるものまで様々。
染まり方だけでなく、その他の効果まで変わってくる為、品質を見極めることも大切。
3.【ヘナで染まらない理由②】気温や体温も影響する

ヘナ染めには、その季節や、自身の体温も影響します。
気温も体温も高い方が染まりやすいのです。
冬よりも夏が染まりやすく、体温が低いよりは、頭の血流を良くして温めている方がより染まります。
ヘナは暑い国の植物だけあって、元々熱を取る作用がある植物。
ただでさえ寒い冬にヘナ染めをする場合には、お部屋を暖かくしたり、お風呂で染めたり、風邪をひかないような工夫を。
ヘナ染め前には、頭皮のマッサージをすることも大切。
しっかりと頭皮を温めて緩ませ、ヘナが浸透しやすい頭皮環境をつくりましょう。
4.【ヘナで染まらない理由③】正しいヘナペーストは作れていますか?
ヘナ染めで大切なポイントのひとつ、ヘナペースト。
ペーストを塗布する時に、ポロポロと床に落ちた経験はありませんか?
それとは逆に、液体が垂れてきたことはありませんか?
ヘナペーストが固い、もしくは柔らかすぎると、ヘナが上手く髪に絡みません。
絡まないということは、本来染まる色よりも薄く仕上がることも。
各ブランドのヘナに合ったお湯の量や作り方を守って、正しいヘナペーストづくりを。
5.【ヘナで染まらない理由④】ヘナの放置時間

ヘナは、各メーカーによって放置時間が異なります。
それは、ヘナの品質だけでなく、成分によっても違いがあります。
とにかく長く置けば良いということではなく、それぞれのヘナに適した、決められた放置時間を守ること。
そしてヘナを塗布した後は、サランラップで保温することもとても大切です。
特に顔周りの白髪は短めで、飛び出してきやすい箇所。
サランラップで密着させることで、顔周りの白髪も綺麗に染まります。
放置時間については「【ヘナの時間】ヘナによって違うのは何故?ヘナ染めの放置時間」で詳しくお伝えしております。
6.【ヘナで染まらない理由⑤】ヘナは地肌にもたっぷりと塗布
ヘナ染めの基本は、髪の表面だけでなく、地肌にもたっぷりと塗ること。
ここがカラーリングとは大きく違う点ですね。
地肌を染める気持ちでたっぷりと塗らなければ、生えてきたばかりの白髪も染まりません。
髪をかき分けながら、毛穴に入れ込むイメージで!
ヘナを塗る量の目安は、髪が完全に覆いかぶさる程度。
7.まとめ
ヘナで髪が染まらないのには、考えられる理由が沢山あります。
使用するヘナの質、気温や体温、ヘナペースト、放置時間、そしてヘナを地肌からたっぷりと塗布しているか。
どれもが、ヘナ染めにとって大切なポイント。
5つのポイントをおさえて、白髪を根元から毛先まで、綺麗に染め上げましょう。