ヘナカラーをする際、いつどのタイミングでヘナを流せば良いでしょう。
実は、染め方や使うヘナの種類によって、洗い流すタイミングや、その必要性も異なります。
ヘナカラー後は何日も洗髪できない…なんて思っていませんか?
Contents
1.【ヘナの洗い流し方】ヘナオレンジ使用の場合

ヘナカラーをする際に髪を洗い流す必要があるのは、基本的には一番最後。
ヘナを髪に塗布して、定められた時間放置したその後です。
その際は、いつも通りの方法でシャンプーをします。
ただし、シャンプーにはヘナと相性の良いものと、そうでないものがあります。
色持ちを良くするためにも、相性の良いヘナシャンプーや弱酸性のシャンプーで整えましょう。
<ヘナオレンジ後にシャンプー>
① まずはお湯でヘナを洗い流す
ヘナは素手で洗えます。洗い流したては、若干手のひらが染まりますが、すぐに落ちます。
お風呂で洗い流す際、ヘナが身体についても問題ありません。
② シャンプーとコンディショナーで整える
髪の表面に付着したヘナの粒子が落ち、手触り良く整います。
洗う際は、ヘナと相性の良いものを使用しましょう。
どちらでも良かった!ヘナオレンジ後はシャンプーをしなくても良い
上記の通り、ヘナオレンジで髪を染めた後、一番最後は洗い流しシャンプーをする、というのが基本です。
これは、髪の手触りを整えるためです。
髪が傷んでいてヘナショック(きしみ)が出ている方、元々髪がごわつきやすい方などは、シャンプーとコンディショナーで整えることをおすすめします。
しかし、シャンプーの本来の目的は、毛穴の汚れを落とすこと。
ヘナは、髪を染めると同時に毛穴の汚れを落としてくれます。
ヘナカラー後の頭皮は清潔だということですね。
よってヘナオレンジ後は、お湯で綺麗に洗い流せば、シャンプーをしなくても良いということ。
実はどちらでも良いのです。
当日にシャンプーをしない場合は、翌日から通常通りの方法でシャンプーをしましょう。
2.【ヘナの洗い流し方】2度染めをする場合

ヘナオレンジ後にインディゴ配合のヘナ(ヘナブラウンなど)で2度染めをする場合
乾いた髪にヘナオレンジを塗布 → 時間放置 → お湯で洗い流し → タオルドライ → 塗れた髪にインディゴ塗布 → 時間放置 → お湯で洗い流しシャンプー
2度染めの場合は、1度目のオレンジで染めた後に「お湯」で洗い流すこと、そして2度染めの一番最後に「シャンプー」をするのが基本です。
2度染めに使用するインディゴも植物で、髪にも良い影響を与えてくれるものです。
しかし、長時間頭皮に付着したままですと、アレルギーを引き起こす可能性もあります。
他のアレルギーと同様に、元々インディゴアレルギーではなかった方でも、アレルギーになることもあるのです。
ヘナ後に痒みが出た…なんていう経験はありませんか?
長時間放置しすぎたり、数日洗わない、なんていうことのないように。
洗い方は通常通りの1度洗いで良いですが、綺麗にお湯で洗い流しシャンプーで整えましょう。
色落ちを抑えるためにも、ヘナと相性の良いシャンプーを使用することも大切です。
3.オレンジにインディゴが配合されたヘナで1度染めをしている場合

あまり推奨できない方法ではありますが、ヘナオレンジとインディゴがあらかじめ配合されたヘナで「1度染め」をするやり方があります。
ご自身で配合をして1度染めをなさる方もいらっしゃいますね。
その方法でヘナカラーをする場合は、ヘナを塗る前に髪を洗っておく必要があります。
<パウダーを混ぜて1度で染める場合>
洗い流し → オレンジ+インディゴの一度染め → シャンプー
ヘナオレンジは親油性のため、ヘナの前にオイルマッサージをしていても、整髪料などを付けていても、そのままの状態からヘナカラーができます。
しかし、インディゴは油と相性が悪いため、皮脂や整髪料を落とすためにも、最初に洗い流しが必要。
注)発色・色持ち・地肌ケア・髪質改善の点で、最も効果的なヘナカラーの方法は、
1.ヘナオレンジのみの1度染め
2.ヘナオレンジ後にインディゴ配合のヘナで2度染め
のどちらかになります。どちらもまずはヘナオレンジ単体でケアをするのが基本です。
4.まとめ
ヘナカラーの際、髪を濡らすのか、いつシャンプーをするのか、それはなぜなのか?
ヘナの洗い流し方について解説しました。
ヘナオレンジを使用する際は、洗い流しは一番最後。
2度染めをする場合には、ヘナオレンジの後お湯で洗い流し、2度染めが終わったらシャンプーを。
シャンプーは、ヘナと相性の良いヘナシャンプーが最も適しています。