前回白髪を染めてから3週間。もうそろそろ白髪を染めたい!
そんな時、手軽に自宅でヘナ染めができたら。
自宅染めの良いところは、今日染めたい!というタイミングで出来ること。
自分のペースで、自分自身の髪を労われる。
そして、美容院やサロンへ行くよりも、ずっとお手軽な価格で染めることが出来るのも経済的。
「髪を健康にしながら、同時に白髪も染まる」
そんな嬉しいヘナの染め方をご紹介します。
1.ヘナの染め方【基本編】

ヘナ染めをするのに必要なものは、
・ヘナ
・ボウル
・泡立て器
・手にフィットするゴム手袋
・コームやハケ(手で塗らない場合のみ)
・汚れても良いタオル(首に巻く)
・サランラップ
・シャワーキャップやタオル(塗り終えた後に巻く)
他には、ヘナペーストを作る際にお湯(40℃~60℃)が必要です。
ヘナペーストの作り方やお湯の量は、メーカーによって異なりますので、
各ヘナの作り方に従って作ります。
共通点は、滑らかで、マヨネーズくらいの柔らかさにすること。
ヘナペーストの固さは、染まり方にも影響しますので、注意をしましょう。
ヘナの染め方の基本は、ペーストを地肌と髪(毛先まで)たっぷりと塗布すること。
たっぷりと言うのは、髪が完全にヘナで覆われて、髪が見えないくらいです。
カラーリングとの大きな違いは、ペーストを地肌にもたっぷりと塗るところ。
なぜ地肌にも塗るのかと言うと・・・
・頭皮の荒れを抑え、肌を癒す
・毛穴に詰まった汚れや、嫌な臭いを解消する
・身体にも良いヘナを、毛穴から内へ浸透させるため
・生えてきたばかりの白髪も、根元から綺麗に染めるため
ヘナを地肌と髪に塗り終わったら、サランラップで密着させます。
ここでいきなりシャワーキャップを被るより、最初にサランラップを巻くことが大切。
ヘナ染めは基本的に、自分の体温で温めて髪を染めます。
☑サランラップを巻くことで、より温まり染まりやすくなる。
☑顔周りの白髪は、短くピンピンと飛び出やすいため、ラップで押さえると綺麗に染まる。
ラップを巻いた後は、シャワーキャップやタオル、どちらかを巻いて、指定の時間放置します。
放置時間はヘナの品質やメーカーによって異なります。
パッケージに記載されている放置時間を守り、洗い流しましょう。
2.ヘナの染め方には【全体染め】と【部分染め(リタッチ)】の2つがある

自宅でヘナ染めをする場合、頭皮ケアを含めた、髪の全体を染める「全体染め」と、
生えてきた根元の白髪を染めるだけが目的の、「部分染め」の2つがあります。
全体染めはこのような方に
☑伸びた白髪も含め、全体の髪色を整えて染めたい
☑髪の艶を出したい
☑頭皮を健康にしながら、毛先まで補修したい
☑傷んだ髪を保護したい
☑くせ毛を落ち着かせたい
☑根元をふんわりと、髪質を改善していきたい
☑今日は少し時間を取ってケアが出来そう
部分染めはこのような方に
☑白髪が伸びた部分だけを染めたい
☑毛穴のお掃除がしたい
☑外出や予定があり、急遽伸びている白髪を隠したい
☑全体のケアをする時間が取れない
おすすめのヘナの染め方
髪と地肌と身体、その全ての健康を目的とするならば、やはりおすすめは「全体染め」。
月に一度は全体染めをすると、髪の色・手触り・見た目をある程度キープできます。
部分染めは、その間のケアとして2週間に1度。
そうすることで、白髪がそれほど気になることなく1ヵ月を過ごせます。
白髪が多い方は、特にその方法が良いようです。
白髪がそれほどない方は、月に1度の全体染めを。
ちなみにヘナは、何度髪を染めても害がなく、逆に髪を健康にします。
髪や頭皮のお悩みが深刻な場合は、1度と言わず、月に何度もケアをすると良いでしょう。
3.まとめ
ヘナの染め方は、ヘナパウダーをお湯で溶き、髪と地肌に塗布するだけ。
髪や頭皮を健やかにし、肌に付いても安心。身体へのストレスがなく、何度でもケアできます。
ヘナの染め方には「全体染め」とリタッチのような「部分染め」が。
必要に応じてどちらも取り入れると良いですが、月に一度は全体染めで、髪と地肌を労わってはいかがでしょうか。