アロマ

冷えや月経痛対策にも!オーガニックラベンダーでボディケア

部屋に飾ったラベンダーアロマテラピーの原点と言われるラベンダー。

その名前や、リラックス目的として使用されているハーブだということは、皆さんよくご存知だと思います。

ラベンダー精油(エッセンシャルオイル)は、どのような作用を持つのか。

今回は、この季節〝ボディケアとして使用したい場合の使用方法″、〝他の香りとブレンドをしたい時の相性の良い精油″などをお伝えします。

家庭に1本、常備しておきたいくらいの万能精油。

冷えの改善や月経痛、筋肉痛、安眠…きっとあなたの身体に役立つ!?

アロマテラピーが生まれるきっかけとなったラベンダー

ラベンダー畑の子供

20世紀初頭のこと。ルネ・モーリス・ガットフォセが、火傷の手当てにラベンダーを使用したところ、傷の治りが早かったことがきっかけでアロマテラピーは生まれました。

ラベンダーの名は、ラテン語で「lavo(洗う)」という単語に由来します。

これは、ローマ人が、傷の洗浄や沐浴にラベンダーを使用すると言われたためです。

ラベンダーはアロマテラピーの原点であり、定番の香りでもあり、また万能でもあり、多くの方に親しまれている精油です。

「ラベンダー=リラックス作用」というように知られていますが、精油には、心への作用、体への作用、肌への作用があり、美容や健康に役立てられます。

摘みたてラベンダー

ラベンダー精油がもつ心への作用

ラベンダーと言えば「リラックス」のハーブ代表。緊張やストレスをやわらげ、睡眠を促すとされます。

お休み前に、寝室で香らせてみては。アロマ専用ディフーザーを持っていない場合でも、コットンにラベンダーを数的垂らし、枕元に置いておくだけでも〇

ラベンダー精油が持つ体への作用

頭痛や月経痛、筋肉痛など、体の痛みを軽減するのに効果的とされます。

また、血行を促進しリンパの流れを良くするため、キャリアオイルに混ぜて、気になる箇所にボディトリートメントをするのも良し。

ラベンダー精油がもつ肌への作用

火傷の治りを促す。また日焼けによる炎症を鎮めるため、紫外線の強い季節は、ラベンダー化粧水やフェイスミストなども役立ちそう。

ニキビや虫刺されによる痒み、水虫の改善としても活用されます。

精油は薬ではありません

上記のように、ラベンダー含めその他の精油もそれぞれに有効成分を持ち、心身に働きかけるものではありますが、医薬品・医薬部外品・化粧品ではありません。

また、アロママッサージは0~3歳未満のお子様にはご利用いただけません。

妊娠中も使用できない精油もあり、使用できるものについても、希釈濃度が通常とは異なります。

ハーブの香りを楽しみながら安全に、心身の健康に役立ててください。


冷え・身体の痛み・月経痛などに!ラベンダーボディオイルを作ろう

 

乾燥対策として、この季節はお風呂上りに保湿を心がけたいもの。

ラベンダー精油を1本、それとキャリアオイルを1種類用意すれば、簡単にラベンダーのボディオイルを作ることができます。

キャリアオイルとは植物油のことで、薬局やアロマ専門ショップなどで販売されています。

種類が豊富で、それぞれに違った栄養分を持ちますのでハンドケア、ご自身の好みの質感や肌質に合わせて選ぶと良いでしょう。

ラベンダーボディオイルを作ろう!

キャリアオイルは直接肌につけることができますが、精油はそれができません。

よって、肌に塗る場合やマッサージをする場合には、キャリアオイルに精油を数滴混ぜてオイルを作ります。

配合量は、キャリアオイル10mlに対し精油を2滴以内混ぜれば、ボディオイル(またはヘアオイル)が完成。

e.g.)キャリアオイル30mlには精油を6滴以内。

肩こりや足腰の疲れ、火傷や傷のケアとして、またほんのりとラベンダーが香るヘアオイルで髪の保湿として。

フェイス用にオイルを作りたい場合には、キャリアオイル10ml精油を1滴混ぜます。

e.g.)キャリアオイル30mlには精油を3滴以内。

乾燥予防、またはニキビや吹き出物対策としても活躍するオイルです。


ラベンダーと相性の良い香り

例えばラベンダーの香りが苦手でも、ラベンダー+αの香りは好き!という方は意外と多いものです。

香りをブレンドすると、複数の効果を期待できる他、香りにも深みが出ます。

ブレンドなんて難しそう!!そんな心配は無用。

ラベンダーは多くのハーブとの相性が良く、とても心地の良い香りにまとめてくれます。

相性の良い香りは沢山ありますが、中でも定番の精油をご紹介します。

オレンジ・スイート

オレンジ

甘味の強い芳香で、世界中で愛される香り。空気を浄化したり、気持ちを明るく元気にします。

緊張やストレスを和らげるとも言われ、芳香をはじめ、幅広い用途で活用されます。

レモン

気分をリフレッシュするのに◎

意識を高揚させ、集中力を高めます。

血行を促進するため、冷えやむくみにもおすすめ。髪や爪を強くしたり成長を促すため、全身のボディケアとしても良いでしょう。

ゼラニウム

ゼラニウム

甘く優雅な香りは定番の人気ハーブ。

ホルモンバランスを整えて婦人科系の症状を和らげます。華やかな香りに癒されながら、毎日のボディケアにいかがでしょうか。

リンパの滞りを良くし、むくみやセルライトを解消したり、皮脂バランスを整える作用も持ちます。

ローズマリー

脳を活性化させ、記憶と集中力を高めるとされる精油。スッキリとした香りは、脳をリフレッシュさせ、眠気を覚まします。

頭痛や偏頭痛を和らげたり、フケを抑え毛髪の育成を促すため、ヘアオイルを作りこめかみに塗布したり、頭皮マッサージをするのもおすすめ。

肌のたるみやむくみを解消したりと、若返りのハーブとしても有名。

クラリセージ

クラリセージは、体を温める作用があるため、冷えや肩こりに効果的。

様々な効果の中でも最も注目の作用は、女性ホルモンのバランスを整えること。

PMSや月経不順、更年期障害など、女性特有のトラブルを緩和するのに役立ちます。

ボディオイルで全身のケアができそう。

また、皮脂の調整をし、髪の毛の成長を促進するため、頭皮マッサージにもおすすめです。


オーガニック精油と一般的な精油の違い

精油には、オーガニック表記があるものと、そうでないものがあります。

オーガニックとは、化学的な肥料や農薬、殺虫剤などを数年間使っていない土壌で作られていること、また遺伝子組換植物などは一切使用していないことが保障されている安全な製品です。

香りというものは個人の好みによるでしょうが、オーガニック精油はより自然本来の、豊かで深い香りを楽しめるかと思います。

植物油に混ぜて、ボディケアやフェイスケアとして使用する場合でも、オーガニックであるとより安全に、安心して楽しめます。


まとめ

気持ちをリラックスさせながらも、身体を温めたり、月経痛や頭痛、肩こりなど、身体の痛みの解消、ニキビや吹き出物の改善にも役立つラベンダー。

身体のメンテナンスとしてラベンダー精油を使用したい場合には、キャリアオイルに決まった分量のラベンダー精油を混ぜ、マッサージオイルを作ります。

ラベンダー単体でも楽しめますが、オレンジやレモン、ゼラニウムなど、ラベンダーの香りと相性の良い精油でブレンドを楽しむのも良いですね。

自然の香りを生活の中に取り入れることは、心を豊かにしてくれます。

ハーブの香りを楽しみながら、心身の健康に役立ててください。

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