妊娠中や産後は、母体と赤ちゃんへの影響を考え、アルカリ剤による毛染めを控える場合があります。
産後数か月後に、急激に抜け毛が増えたと悩み、ヘナを始める方もいらっしゃいます。
白髪や抜け毛は、産後に関わらず多くの女性が持つ悩み。
どんな時でもキレイでいたいし、安心して心穏やかに髪の毛も染めたい。増えてしまった抜け毛もどうにかしたい!
今回は、妊娠中そして産後に、実際にヘナを続けた方のご感想をご紹介します。
妊娠中のヘナケアについて、また抜け毛の予防改善について、キレイを諦めないママに贈ります。
産後の抜け毛について
髪にはヘアサイクル(毛周期)がある
髪の毛は放置をすると一見どんどん伸びていっているようですが、永遠に伸び続けるわけではありません。
髪が生えてから抜けていくまでの、約4~6年のヘアサイクル(毛周期)というものがあります。
髪が成長し伸びていく「成長期」、一定の長さまで伸びた髪が成長をストップする「退行期」、そしてその後「休止期」になり、新たに生えてくる新しい髪に押し出されて自然と髪が抜けていきます。
このヘアサイクルを髪1本1本が持つため、髪全体様々な箇所から髪が自然に抜け落ちます。
正常な場合でも一日に50本~60本くらいは抜けるのですが、明らかに抜け毛が増えたと分かる場合、また抜けている髪が細くて短い毛の場合、同じ箇所からまとまった抜け毛がある場合などは注意が必要です。
通常、この4~6年程のヘアサイクルの90%は「成長期」とされていますが、様々な原因によりヘアサイクルが乱れると、成長期が短くなります。
〝髪がしっかりと成長する前に抜けていく″という乱れたサイクルになると、当然薄毛になっていきます。
産後のヘアサイクル
産後、特に2~3ヶ月後から急激に抜け毛が増えた、髪が薄くなった気がするとお悩みの方が多いようです。
通常、女性ホルモンが活発な場合は、髪も元気に太く成長をします。
ですが産後は、女性ホルモンが低下したり乱れたりと不安定。女性ホルモンは髪の成長に関わりがあります。
授乳も女性ホルモンを抑制する要素のひとつ。
産後はこのように身体への変化が起き、ヘアサイクルの「成長期」が短くなってしまうことも。
どんどん髪の毛が抜けていき、薄毛になってしまう場合があるのです。
妊娠中や産後のヘナケア
妊娠中、身体への負担を考慮して、ヘアカラーの使用をやめる方がいらっしゃいます。
また、身体の変化に伴い、抜け毛や白髪が急激に増え、その改善にと、ヘナを使用する方もいらっしゃいます。
ヘナは自然の薬草で、確かに心へのストレスもなく頭髪のケアができるかもしれません。
ですが妊娠中や産後は、通常とは違う身体の変化が起きている時期。
女性の場合は生理中もそうですよね。
身体がいつもと違う状態の場合には、自分の身体の声をきちんと聞くようにしましょう。
ヘナは、染毛作用の他に様々な特質を持ちますが、その中に身体を冷やす作用があります。
夏場は気持ちが良いでしょうが、寒い時期には暖かい部屋、暖かい服装、またはお風呂でケアをするなど工夫をしましょう。
もちろん体調が悪い日のヘナケアは避けること。
ヘナそのものの香りは、それが新鮮で良質なヘナであれば、お茶のような良い香りがします。
ただし香りには好みもありますし、妊娠中は、においにも敏感になる時期でしょう。
ヘナケアをすると、数日間は自身の髪からヘナの香りがふわりと漂います。
香りが苦手な場合も無理をして使わないように。心地よくケアをすることが大切です。
妊娠中からAAAランクヘナを使用のお客様のお声
AAAランクヘナとの出会いは、妊娠発覚後、つわりが落ち着いてきた頃でした。
私はくせ毛でストレートパーマをかけていましたが、妊娠中は薬剤の使用による胎児への影響が気がかりで、美容室に通えずにいました。
自分の髪や体、そしてお腹の赤ちゃんにとって、良質で安全なものを使いたい。
そこで私が試したのがAAAランクヘナでした。
ヘナは薬草が原料、しかも高品質なので、染まりが早く、お腹の赤ちゃんへの悪い影響もありません。
髪のツヤやコシもよみがえり、妊娠中はストレートパーマをかけずに過ごしました。
たった1回のヘナケアで、その素晴らしい効果を実感できます。
また、デトックス効果も高く、便秘も解消されたのには驚きでした。
出産後は抜け毛の多さに悩まされていましたが、ヘナケアを再開後は抜け毛が減り、パサついていた髪にも潤いがよみがえりました。
ヘナケア中に息子が目覚めて、ヘナを頭に塗布したまま授乳したこともありましたが、今となっては微笑ましい思い出です。
現在は、ヘナオレンジとヘナシャンプーを愛用しています。
ヘナオレンジは、20分ほどの短時間で髪のケアが出来る点が気に入っています。
今は、月に1~2回のペースでヘナケアを楽しんでいます。
また、ヘナシャンプーは、コンディショナーなしでもしっとり艶やかに仕上がるところが良いですね。
子供と入るお風呂は毎日が時間勝負。ゆっくりとはしていられませんが、シャンプー1本で手軽に髪のケアが出来るのは嬉しいです。
今では息子も一緒に愛用しています。
年を重ねても美しい髪を保つために、これからもヘナオレンジとヘナシャンプーを使い続けていきたいです。
※お客様のお声は個人の感想です。効果には個人差があります。
産後の抜け毛対策(ヘアケア編)
産後に限らず、抜け毛を改善していくには生活習慣を正す必要があります。
バランスの良い食事や適度な運動、ストレスを溜めない生活、睡眠、どれもが大切です。
産後は授乳による寝不足が続いてしまったりと、どうしようもないこともあるでしょう。
しかし抜け毛や薄毛を放置するのはおすすめできません。生活習慣を含め、できることから取り組みましょう!
抜け毛の対策としてできるヘアケアは、皆さんが毎日行っているであろうシャンプー、それに少しのマッサージを足してあげることです。
地肌ケアができる、ご自身の肌に合ったシャンプーを選び、毎日洗うこと。しかし洗いすぎや、油分を取りすぎる洗浄力の強いシャンプーは避けましょう。
毛穴の詰まりは抜け毛を増やしてしまいますが、洗いすぎによる乾燥も、頭皮環境を悪化させます。
また、髪が抜けやすい方や、薄毛を気にしている方は、頭皮を極力触らないようにする傾向があるようです。
しかしこれは逆効果。血行不良は抜け毛の原因になります。ブラッシングや頭皮マッサージはした方が良いのです。
シャンプー前に、頭皮にオイルをつけ、痛気持ち良い程度の力加減でマッサージをし、その後シャンプーをするのもおすすめ。
両手で頭を覆い、指の腹で円を描くようにマッサージをします。軽く叩いたり、髪を掴んで優しく上に引っ張るのも良いでしょう。
優しい刺激を与えてあげることは、髪の為に良いのです。〝毎日少しだけでも″を心がけてみてください。
たまには特別なケアとして、ヘッドスパを受けてリラックスするも良し。ヘナで地肌ケアをするも良し。
ヘアサイクルが正常になれば、また髪は元気に生え、育っていきます。
まとめ
妊娠中や産後は、身体にやさしいヘナで頭皮ケアをする場合があります。
使用する場合には、ご自身の体調に合わせ、ヘナの特性を理解したうえで使用することも大切です。
女性ホルモンのバランスが乱れる産後は、抜け毛が増えやすい時期。
抜け毛を改善するには、生活習慣を正し、毎日のヘアケアを心がけ、乱れてしまったヘアサイクルを正常に戻す必要があります。
正しいケアを続ければ、髪はまた生え、元気な髪に回復していきます。
あまり深刻になってストレスを溜めてしまわないように、気持ちよくケアを続けてくださいね。